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賃金アップが嬉しいのは、失われた10年が背景にあるからであって、「嬉しい」の裏にはピンチが潜んでいた話。

賢い女子の仕事効率化!只今、勉強中!!

岸田政権が、資産倍増計画ということで、いろんな公約を述べていますが、その1つの賃金引き上げについて、ついに私の会社にも賃金アップの波が来ました!

すっごく嬉しい!!と気持ちバクバクする反面、なんでこんなに嬉しいのかと思った時、私の賃金が、なんと、10年間変わっていなかったんです。(いや、本人なので知ってましたが)

10年前、現在勤めている会社にいましたが、自分でいうのも情けないですが、会社への貢献度はかなり低かったというか、ほぼ無かったと思います。30歳前後で、結婚出産をしましたので、そのタイミングで職種を変えました。その頃は、何も貢献できていないことへの後ろめたささえありました。

それから10年経ち、なんとか会社の経営に関われているようになってきているように思う現状ですが、その10年前と現状とお給料=人事査定が変わらなかったと思うと、何をモチベーションに仕事をしていたのかと思うと、お人好しも大概にしろーって思います。

「結果、給料が増えたからいいじゃんー!」っていう声も聞こえて来そうですが、、もし、この文章を読まれている方で、時給・月給が全然上がんないよ!もしくは、下がったんだけど!みたいな方もみえるとは思うので、このブログを書くのは迷ったのですが、恐らく、私のように長期で給与が変わらず、世の中の流れにのって、企業が慌てて給与をあげてる対象の人って多いんじゃないかなと思ってます。

標題では「失われた10年」と書きましたが、世間では「失われた30年」と言われてますよね。

経済が成長しなかった30年、テレビの向こうの難しいおじさん達の話だと思ってましたが、さすがに20年働くと、失われた30年がなぜ失われたのか、自分なりにそういうことか、、思うことがあります。

例えば、自分の親世代を見ると、30年間、考え方があまり変わってないんですよね。そして、バブル期を経て、年功序列で働いてきた分、努力しなくても出世し、賃金が上がり続ける時代を生きてきてました。

新しいことを学ばなくても良かった時代。テクノロジーを学ばず、汗水出して働くことが美徳だった時代。今、爆速でテクノロジーの波が来てますが、30年前にPCが普及したときにも、20年前にスマホが登場したときも、10年前にSNSが当たり前になったも、頑なにシフトチェンジを行わなかった世代。

私の職場だけでなく、根強い通信手段として、FAXで注文したり、請求書を紙で送ってほしいと希望したり、この令和の時代の現実、まだ、こういったことが残ってるんだと思っています。

ただ、私は、昔からの悪しき習慣に文句が言いたいんではないんですよ!!

今の40代って、まだ20~30年、働かなければ、ならないんですよ!!

ということは「新しいことは、わかりませーん」では、生きていけないんですよね。20年やってきたことは認めつつも、考え方・やり方は、今までを否定せざるを得ません。

そして自分自身が、新しい時代を生きることに腹決めするしかないのです。それができないと、、、残念な未来になってしまいます。

40代の今、20代のようにアクティブに学び、知識を吸収することにはハンディがありますし、時間的にも自分だけのことに集中できない分、環境的にも自分が変革していくことが、どんどん難しくなってきます。

今から社会にでる若者でもなく、現役の引退が見えてるベテランでもなく、まさに時代を動かす世代の40代と時代の転換期が重なってしまった。

40代、ピンチなんです。

ぼーっとしていられないんです。40代、めっちゃ頑張り時なんです。

今回、賃金が上がった!わ~い!と最初は思いましたが、「賃金を見直す=正しい査定に向き合う」という事が始まってしまいました。年功序列の時代は終わったので、本当に未来を創れる人間なのか、見極めが始まっているように思います。

このブログを通じて、同じ境遇で頑張ってる人にエールを送りたいし、自分に鼓舞する意味でも、現実に向き合い、感じていることを書き綴っていきたいます。

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