今月の景気判断で、「新型コロナウイルスの感染による景気へのマイナス効果が剥落する中で、景気は緩やかに持ち直している」とありますが、零細企業に勤めている人間としては、景気回復の実感はあまり無く、スーパーでの買い物のたびに、高くなっているお会計にびっくりする毎日です。
どうしても、消費には消極的にならざるを得ないとも思います。
消費について少し考えてみたいと思いますが、「消費=お金を減らす」ということになりますが、消費には2種類あるかと思ってまして、それは「浪費」と「投資」です。
「浪費」は、わかりやすいと思いますが、浪費は、何も考えず、衝動でお金を使ってしまうことです。「後悔するお金の使い方」という言い方になりますでしょうか。例えば、必要のない暴飲暴食してしまったとか、その場の勢いで高い美容商品を購入してしまったとか。
一方、「投資」は、購入した商品やサービスが、後々、どのような価値・財産となるのか、それが、対価と同等もしくはそれ以上に価値を感じてると、未来への「投資」になります。
これぐらい、わかってるよ!って思ってる人が多いと思いますが、家計管理を見直すと、お金を使う実践のタイミングでは、意外と判断ができていないように思いました。
スーパー買い物をする時に、1個1個商品を手に取って、「これは浪費か投資か」を考えながらは買い物はしないとは思いますが、非日常の時に、どうやって上手く消費をしているか、これは結構個人差が出るように思います。
以前のブログでも「節約」について書いたことがありましたが、「節約」1つとっても何を節約するのか。
ウーバーイーツを例にとっても、みなさんの考えはどうでしょうか。
通常の食事より、少し金額が高くなりますので、「無駄遣いじゃないか?!」とお姑さんの声が聞こえてきそうですが、「お金」を節約したいなら無駄遣いですが、「時間」を節約するなら有効な手段です。
なので「時間」を買いたいということであれば「投資」になりですよね。また、いつも食べれないようなメニューをすぐに運んできてくれるので、記念日とかに使用すれば「思い出」まで買うことができますよね。
なんだかんでだ、昨今、景気が回復傾向と言われても、財布のひもは固くなる一方ですが、自分の人生の大半の時間を費やして、稼いでいるお金をどのように使っていくか、「浪費」を減らしながら「投資」にうまくお金が使っていきたいと感じます。